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インタラクティブ・エージェンシーのラボって何だ? |
スパイスボックス・ラボラトリのホームページを見て、とても面白いことをしていそうだと思って、今回インタビューをお願いしました、この会社は何をしているところなんですか?
株式会社スパイスボックスはインタラクティブ・エージェンシーという業種です。いわゆるWebの制作会社とは異なり、インターネットを使ったキャンペーンの企画・設計から制作プロデュース、集客のための広告戦略など、トータルで携わっています。
最近、ラボ流行りというか、いろいろな会社がラボを立ち上げていますが、ここは、どんなことをするところなんでしょうか?
確かに多くの会社が最新技術を公開してそれらを使ったマッシュアップサービスを支援するラボを作っていますが、この会社のラボはそれらとはちょっと違うんです。ここは広告の会社なので、広告に近い視点から技術をどう活用するか、どうやって新しい伝え方を実現するか、ということに取り組んでいます。最新の技術に取り組むときも、広告のためにワンアクセント加えて考えるというところが、個人的にも新鮮に感じています。
神部さんは、いつごろこのラボに参加したのですか?
昨年7月です。スパイスボックスへ転職という形で入社すると同時に、ラボに配属され専任という形で仕事をしています。専任メンバーは数名ですが、大学生やフリーのエンジニアさんたちにもラボに遊びにきていただいてブレストを開催したりもしています。
「ネットにないものは、自分で作る」という言葉に感銘 |
スパイスボックスに入る以前はどんなことをされていたのですか?
米eBay のグループ会社であるイーベイ・ニューベンチャーという会社で Kijiji というクラシファイドサイトのテクノロジープロジェクトマネージャーをしていました。
神部さんご自身、パソコンを最初に触ったのはいつごろだったのですか?
小学校時代にPC-8801MHを使ったのが最初でしたね。N88-BASICを使い雑誌のプログラムをキーボード入力して勉強していました。アセンブラなども一生懸命理解しようとしたのですが、挫折してしまいました。だから、まったく神童ではありませんでしたね(笑)。今思えば身近によい先生がいたらよかったのかもしれません。残念ながら出身の静岡県にはそんなことを教えてくれる人はあまりいませんでした。
実際にプログラミングをはじめたのはいつごろから?
小学校以降、プログラミングからは遠ざかり、コンピュータもすっかり苦手になってしまいました。しかし突然大学の図書館に導入されたMosaic 端末に触れてネットの可能性を感じ、Netscape 2.0 が出てきたころから自分でもWebサイトを作ってみたいと思うようになりました。最初は配布されていたBBSのソースコードをコンパイルして使っていましたが、そのうち「ネットにないものは、自分で作る」という言葉に出会い、PerlやJavaを使って作りはじめるようになりました。そもそも HTMLを書くのすらおぼつかず、また苦手意識もあったのですが、それがのちのち誰もが使えるものをつくっていきたいと思う気持ちにつながっていきました。その後は CMS や SNS の原型のようなものも作っていったのですが、あくまで自作ツールで終わってしまい公開するところまではいきませんでしたので、チャンスを生かしてこれたかというとずいぶん回り道してしまっているなと思います。
リアル世界との関わりを大切にしていきたい |
「新聞メーカー」など、スパイスボックス・ラボではユニークなものを作っているようですが、今後どんなものに取り組んでいくんですか?
ラボでは基本的にどんなことに取り組んでいってもよいのですが、まず会社として「伝える」ことを大事にしています。私も自分の今もっている技術力をを生かして、いろんな人々やコミュニティの間をつないでいくような広がりのあるツールやサービスを作っていきたいと考えています。その中でも大事だと思っているのが、ネット上で完結というのではなく、現実の世界にも伝わって、広がっていくということです。
具体的には、どんなことですか?
詳細はラボのブログにも書いたのですが、先日、朝日新聞に「小学生姉妹、『宇宙語』を発明」という記事が出ました。山梨県に住む子どもたちが宇宙語を発明したというものだったのですが、その記事を見てすぐその宇宙語への変換ツールを作って山梨に会いに行ってきました。山梨県立科学館の高橋さんを通じ姉妹のお母さんともお会いすることができ、一緒に参加させていただいたプラネタリウムワークショップでもとても面白いコミュニケーションがとれ、多くの刺激を受けました。そして後日許可をいただき、宇宙語変換のサービスを 「うちゅうごへんかん!」 としてラボのサイトで公開することが出来ました。つくるぶのサイトでもお披露目させていただいています。これは実際に足を運ばなければ実現しなかったことだと思っています。今回のような経験をひとつのヒントに、もっとリアルへの広がりにも目を向けていければ、ラボとしての活動も広げていけることになるのではないかと考えています。
本日は、お忙しいなかありがとうございました。
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スパイスボックス・ラボラトリで公開されているサービス
うちゅうごへんかん! : 八ケ岳のふもとの高原に住む姉妹の考えた宇宙語へのかわいい翻訳機 新聞メーカー :地名、イベント、企業名、ジャンル、有名人の名前などを入れるとオリジナルの新聞を作ることができます。 チャンネルメーカー : キーワードを入力するだけで、あなたのチャンネルが作れます | ||
これまでのインタビュー一覧
- WHO'S NEXT vol.1 - slxさんの巻
- WHO'S NEXT vol.2 - koress projectさんの巻
- WHO'S NEXT vol.3 - 峯岸友紀さんの巻
- WHO'S NEXT vol.4 - スパイスボックス・ラボラトリ 神部竜二さんの巻
- WHO'S NEXT vol.5 - 結城英亜さんの巻
- WHO'S NEXT vol.6 - 岩澤英治さん、園野淳一さんの巻











