つくるぶ連載インタビュー「WHO'S NEXT」

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つくるぶ連載インタビュー「WHO'S NEXT」 vol.3

プログラミングの勉強としてウイルスを作った経験も!

まずは峯岸さんのプロフィールを伺いたいのですが、コンピュータを最初に触れたのはいつごろですか?

私は今、30歳なのですが、最初に触ったのは高校のころ、友人のところでだったと思います。確かPC-9801ですね。大学は情報工学科に進んだものの、その当時はまったく興味もなくプログラムなんてほとんど組んだこともありませんでした。ただ、そのまま小さなソフトハウスに就職したのです。さすがにこのままではマズイと思い、入社後に猛勉強したんですよ。そうしたらハマってしまい……(笑)。

では、比較的遅いデビューだったんですね。でも入社後だと、仕事が趣味という感じですか?

そうですね。当初使っていたんはVB6だったのですが、どうすればキレイなコードが書けるかとか、どうすれば効率のいいプログラムになるかとか、会社でも自宅でもプログラミングしていました。その後、Javaを覚えたり、ASP.NETを使ってみたり……。APIを駆使しながら、ちょっとしたユーティリティなんかも作りました。たとえば後輩といっしょに付箋紙ソフトを作ってみたりね。そんな中、ウィルスソフトを作ったこともあるんですよ。

え?それをバラまいていたんですか?

いいえ、そんな悪いことはしてませんよ。ただ、あるとき「どうやったらウイルスって作れるのかな?」と疑問に思い、チャレンジしてみたんです。いわゆるトロイの木馬ですね。クライアントとサーバーの関係になって、仕掛けたマシンの画面を表示できるプログラムで、後輩のマシンにインストールしてちょっとしたイタズラをした程度ですよ。そんなことをしながら、プログラミングを勉強していたのです。

フリーのエンジニアとしてカナダで働く

KUTTOKUを見ていて、普通に日本にいる人が開発しているのだと思っていたのですが、カナダにいらっしゃたんですね。いつごろ、どんなキッカケで行ったのですか?

その会社では、ガソリンスタンドのPOSシステムなど業務用のアプリを作っていましたが、6年ほどいて、会社の良さも悪さも見えてきました。プロジェクトリーダーとしての仕事も経験させてもらい、組織の素晴らしさとか、同時に、動きににくさも感じるようになった。そんななか、フリーってどうなんだろう……と漠然と憧れるようなったのです。大変かもしれないけど、自由でいいな、って。

それで、カナダでフリーのエンジニアになったんですか!?

いいえ、当初は単なるバカンスというか、放浪の旅という感じで来ただけです。子どものころからの夢だったので、一年間ここで一人で過ごしてみようってね。ただ、そんなにお金を持っていたわけでないので、途中で尽きてしまい……。そんな時、日本の旅行会社がシステム系の求人をしていたんです。C#を使うということで、経験もなかったけど、応募してみたらすぐにOKが出て……。結局、入ってからC#を覚え、いま数人でそのシステムの開発を行なっています。

立場的には、また社員になったわけですか?

ここで開発しているメンバーはみんな外部の人間という扱いなので、開発が終わった時点でレイオフされるんですよ。だから社員ではないですね。またその仕事をしているなか、知人からもPHPの仕事をもらいました。PHPも未経験でしたが「C#ができるなら、PHPならすぐできる」っていわれて取り組んだんですよ。ちょうど、そのころ、マッシュアップアワード3の応募をしていることを知り、勉強も兼ねてKUTTOKUを作ったんです。PHPは最初とっつきにくい、というか不思議な言語という感覚でしたね。

ということは、まさに目指していたフリーのエンジニアになったということですね。

立場的にはそうですが、会社に勤めているので、まだフリーの境地には至っていませんね。カナダって残業がない国で、この会社も冬時間は9時−5時、夏時間は9時−6時の定時でみんなすぐに帰ってしまうんです。だから、自分で内職する時間が取れるという感じなんです。ただ、現在のプロジェクトがあと半年程度で終了すると、レイオフされるとともに、ビザも無くなってしまうので帰国することになります。フリーとして本当に動き出すのはその後ですね。それまでに少しでも実力をつけておきたいところです。

最後に、今後、どんな開発をしてみたいですか?

仕事と直結するかはわかりませんが、個人的にインターネットとモノを繋げることをしてみたいです。たとえば、ネットからさまざまな画像を集めて、それをフォトスタンドに表示させるとか……。ただ、まだハードの知識などがほとんど無いので、今後はそうした方面も勉強していきたいですね。いずれにせよ、何か新しいサービスを作ってみたいと思います。そして将来的にそのサービスでご飯が食べられるようになることが今の夢です。

とても夢が広がりますね。今日は、楽しいお話、ありがとうございました!

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