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JiftyでWebアプリをつくる - Windowsにインストールはてなブックマークに追加 livedoorクリップに追加 Yahoo!ブックマークに追加 del.icio.usに追加 イザ!ブックマーク ニフティクリップに追加

こんにちは、Perl担当の西山です。

今回から数回に分けてPerlのWebアプリケーションフレームワークであるJiftyを取り上げてみたいと思います。

Jiftyの特徴

公式サイトにてJiftyの基本理念が表明されていますが、その中でも特にRuby on Railsも売りとしている「DRY(Don't Repeat Yourself)」「Full-stack」についてCatalystよりも強く意識しているのが感じられます。 Jiftyはその特徴をPerl流に更にエクストリームに実践することを開発思想としているようです。

というわけでこちらの取り上げ方もRailsをちょっと意識してみて、
Windows環境でイチからセットアップするところから始めてみようと思います。

※本エントリーではOSはWindowsXP、ActivePerlのバージョンは5.8系列を使用します。

1. ActivePerlをインストール

まずはWindows上でPerlスクリプトを実行できるようにする為、実行環境をインストールします。 ここではWindows用のインストーラが用意されていてお手軽に利用できるActivePerlという実行環境をインストールします。 ActivePerlはActiveState社が配布していて、スタンダード版は無償で入手することができます。 ダウンロードページ image012_thumb.jpg

5.10系列もリリースされていますが、本エントリーでは5.8系列を使用する為、現時点の最新版である5.8.8.822をインストールしてください。
インストーラ実行時の選択肢は基本的にデフォルト設定で問題無いと思います。

Jiftyをインストール

ActivePerl付属のPerl Package ManagerというGUIのツールを使ってJiftyをインストールします。 デフォルト設定でActivePerlをインストールしている場合、 スタートメニュー > すべてのプログラム > ActivePerl 5.8.8 Build 822 > Perl Package Manager を選択すると、以下の画像のようにアプリケーションが起動します。

image002_thumb.jpg

リポジトリを追加
ActivePerl標準のパッケージリポジトリにはJiftyは登録されていない為、別途参照先のリポジトリを登録します。 ppm.tcool.orgというサイトで、 Jiftyを始めとする標準でサポートされていないモジュールがWindows版ActivePerl用のパッケージとして提供されていますのでそちらを利用します。 Package Managerのツールバーから Edit > Preference > Repositories と選択すると、 リポジトリの追加画面が表示されるので、以下のURLをPackage Managerに登録します。
追加するURL:
http://ppm.tcool.org/archives/

image004_thumb.jpg

インストールを実行
次に、ツールバーのView > All Packages にチェックを入れてリポジトリに登録されているすべてのパッケージを一覧の表示対象とします。 そして、検索フォームに「Jifty」と入力すると以下の画像のように該当のパッケージが絞り込まれて表示されます。

image008_thumb.jpg

一覧上のJiftyを右クリックで選択してインストール対象として選択状態にし、ツールバーの File > Run Marked Actions を選択すると
確認ダイアログが表示されインストールが始まります。


image010.jpg

マシンスペックにもよるかもしれませんが、追加で必要となるパッケージが222個あると言われる通り
インストールには結構時間がかかりますが、焦らず待ちましょう。

※こちらの環境ではインストール時に

ERROR: File conflict for 'C:/Perl/html/site/lib/Test/Builder/Tester/Color.html'.
    The package Test-Simple has already installed a file that package Test-Builder-Tester
    wants to install.

というエラーが表示されて途中で終了しました。
Test-Simpleパッケージを上記要領で先にインストールしてから
再度Jiftyをインストールするとうまく入るようです。

動作確認

インストールが終わったら、まずは基本ツールとなるjiftyコマンドが動作することを確認します。 コマンドプロンプトを開いて適当なディレクトリでjiftyコマンドを実行し、以下のようなヘルプメッセージが表示されることを確認してください。
C:\tmp>jifty
   action - add an action class to your jifty application
   adopt - localize a stock jifty component
   app - create the skeleton of a jifty application
   console - a console for your jifty application
   deps - looks for module dependencies and attempts to install them from cpan
   env - access the jifty environment
   fastcgi - a fastcgi server for your jifty application
   help - show help
   modperl2 - a modperl2 handler for your jifty app.
   model - add a model class to your jifty application
   plugin - create the skeleton of a jifty plugin
   po - extract translatable strings from your application
   schema - create sql to update or create your jifty app's tables
   server - a standalone webserver for your jifty application

次にアプリケーションの雛形を作成してみます。
作業ディレクトリで以下のようにnameオプションで任意のアプリケーション名を指定して
jifty appコマンドを実行してください。

C:\tmp>perl jifty app --name MyApp
Creating new application MyApp
Creating directory MyApp/lib
Creating directory MyApp/lib/MyApp
Creating directory MyApp/bin
Creating directory MyApp/etc
Creating directory MyApp/doc
Creating directory MyApp/log
Creating directory MyApp/var
Creating directory MyApp/var/mason
Creating directory MyApp/share
Creating directory MyApp/share/po
Creating directory MyApp/share/web
Creating directory MyApp/share/web/templates
Creating directory MyApp/share/web/static
Creating directory MyApp/lib/MyApp/Model
Creating directory MyApp/lib/MyApp/Action
Creating directory MyApp/t
Creating configuration file MyApp/etc/config.yml

指定したアプリケーション名のフォルダに多数のファイルが生成されたでしょうか?
生成されたフォルダ配下にあるjiftyスクリプトを以下のように実行することで、
雛形アプリケーションをブラウザで表示させることが出来ます。

C:\tmp>perl MyApp\bin\jifty schema --setup
INFO - Generating SQL for application MyApp...
INFO - Using Jifty::Model::Session, as it appears to be new.
INFO - Using Jifty::Model::Metadata, as it appears to be new.
INFO - Set up version 0.0.1, jifty version 0.71129

C:\tmp>perl MyApp\bin\jifty server
INFO - You can connect to your server at http://localhost:8888/

ブラウザでhttp://localhost:8888にアクセスして以下のような管理画面が表示されればJiftyのインストールはひとまず成功です。

image014_thumb.jpg

まとめ

Perl版Ruby on Railsと呼ばれるWebアプリケーションフレームワークJiftyの、Windows版でのインストール方法をご紹介しました。 依存パッケージはかなり多いですが、インストール手順自体は簡潔ではないでしょうか? 次回はJiftyを使って実際にアプリケーションを作成する方法をまとめてみたいと思います。

コメント (1)

yattokoSattoko:

貴重なご指導感謝します。Test-Simple 0.74はXで0.47でOKでした。
次が楽しみです。

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